節約命
先日のブログで、趣味は「ネットゲーム」と書いた。
本当にそれ以外の趣味はないのだろうかと、自分を客観的に見た。
趣味と言えるのか分からないが「節約」は好きだ。
給料日に通帳の貯金額を見て、目標より多く貯金できたら、達成感で幸せな気持ちになる。
もともと、お金がかからない趣味を探していて、漫画を描くことに行きついた。
スクリーントーンとかつけペンとか本格的に漫画を描くための画材も売られているが、
そこまでお小遣いに余裕はない。
紙とシャープペンシル、色鉛筆で十分だ。むしろ僕にとって最高の画材だ!!
いつでも自由に漫画が描けるし、消耗品もお小遣いで買える。
チラシの特売情報を見て、晩ご飯の献立を考える。
スーパーに行って、まずは見切り品や割引シールを探す。
予算より安く買えたら、余った分は貯金箱に入れる。
僕もしょうちゃんも、旅行自体に興味がない。
テレビとかで旅番組を見て、
「ここに行きたいよね」「これ食べたいな」「これやりたいな」とおしゃべりはするが、そのおしゃべりが好きなだけで、実際にやりたいわけではない。
ウィンドーショッピングや通販のカタログを読むのも好きだ。
「これいいな」「これ欲しいな」と思いつつも、思うだけで買わないことがほとんどだ。頭の中で商品を使っている自分を想像したら、それだけで満足してしまうからだ。
ファッションにも興味がない。
いや、服は割と好き。ただ、好きな服が2~3着あるだけで十分なのだ。
着ている服がボロボロになってから、新しい服を買い直す。
中学生の頃にお年玉で買った服があるが、今でもお気に入りでかれこれ20年は着ている。
別に物持ちが良いというわけではない。
せっかく買っても、気に入らなかったらすぐに捨ててしまう。
(ペンタブとか買ってもすぐにしまってしまったし、
裁縫道具や粘土もどこかにしまったか捨ててしまったか)
本当に気に入ったものだけをひたすら長く使い続けるという、両極端な性格なのだ。
休日は、家で漫画を描いたりゲームをしたり、ちょっと家事を頑張ったり。
それだけで十分幸せなのだ。心底そう思っている。
でもそう思うのは、こんな僕に付き合ってくれているしょうちゃんが居るからだ。
僕らは全然お金を使わないカップルだ。
我慢しているわけじゃない。食べ物や本とか、必要なものや大切なことにケチることはしない。
余分にお金があっても使い道がないのだ。
だから新聞配達員に転職して収入が下がっても、大きな支障はなかった。
むしろ節約術に磨きがかかって、会社員時代よりも貯金できているくらいだ。
もともと住宅ローンをさっさと終わらせたくて、節約生活で貯金をしていた。
そのおかげで10年でローンが完済した。
ローンが終わった今、さらに貯金が増えていくのだろうか。
でも「どうしてこんなに貯金するの?」と、思われるかもしれない。
今の自分にとっては、一生漫画を描き続けられればいいと思っている。
それができれば、お金なんてあってもなくてもどうでもいい!!
正直な気持ち。
長生きしたい!!一日でも長く漫画を描きたい!!
だから、70歳、80歳になっても安心して漫画を描き続けられるようにするために貯金をしているのだ。
僕はまだ33歳。
せめてあと50年は漫画を描き続けたい!!
しょうちゃんも長生きしてほしい!!
そう思える僕はきっと幸せ者なのだろう。
まだ言いたいことはあるが、取り留めなくなってきたのでまた明日。